薄給が嘆かれて、給料が原因で人離れが進んでいる保育士ですが、給料が高い人も中にはいるのです。
しかも、保育士資格以外は持たずにも就く事の出来る仕事も沢山あります。
折角保育士資格を活かして働くなら、高い給料が欲しいですよね。
今回はそんな高い給料の貰える種類の仕事を紹介していきます。
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高い給料がもらえる保育士とは?
夜勤を行う保育士
夜勤を行う保育士は、一回の夜勤につき4,500円~5,000円の手当が貰えます。
月に最低でも3回は夜勤が回って来るので、周りの保育士よりもそれで1万円以上の差がつきます。
保育士不足の所は夜勤が4回、5回回って来る事もあるので、その分どんどん給与は上がっていきます。
夜勤を行う保育士は、多岐に渡ります。最近では、普通の保育園も保護者のニーズに応える為に、夜間保育を開設したり、24時間保育を行っている園も増えています。
児童養護施設、児童相談所、障害児施設や母子施設など、夜勤を行う所は沢山あるので、自分の興味のある分野を選ぶ事が出来ます。
体力に自信がある人は、夜勤保育士も視野に入れて動いてみてはどうでしょうか。
院内保育の保育士
院内保育とは、病院内で働く病院スタッフの子ども達を預かる保育士を指します。
病児保育とは別物なので、病気に関しての知識などはいりません。
ただ、感染症がやはり流行りやすい環境なので、感染症の対策には力を入れています。
病院は24時間体制の所もありますから、必然的に院内保育も同様に24時間体制で臨まなければいけません。
普通の保育園と業務内容も変わらず、夜間は自分の仕事や保育施設の消毒、子ども達の寝かしつけなどを行います。
夜勤を行うので給与が高くなるのは勿論ですが、病院に併設されている事もあって、基本給は普通の保育園よりも1万~2万高く設定されている所が多いです。
また、福利厚生も充実している所が多いので、院内保育は現在人気の職種となっています。
院内保育では、子どもを預かる事がメインになるので、行事が少ない所もあります。
企業付きの保育士
企業付き保育士にも3種類あり、小企業、中企業、大企業の三種類があります。
小企業でも手取りは15万前後の所が多く、中企業で16万前後、大企業になると19万にも上ります。
企業付き保育士は高給ですし、やはり企業が運営するだけあって、福利厚生にも力を入れている所が多いです。
その企業で働いている人しか入れないので、自然と人数も少なく、少人数でしっかりと向き合えるような環境が整えられています。
普通の保育所の勤務をこなせる人であれば、全く問題なく働く事が出来ます。
まとめ
保育士の中でも、職場の環境によって給料は異なり、高いところもあります。
院内保育や、企業内保育などは、福利厚生がしっかりしており、働く環境はいいといえるでしょう。
ボーナスも年2回支給するところは珍しくありません。
夜勤がある保育の現場もあり手当がつくので、手取りの給料を増やしたい方には、夜勤も考えてみてはいかがだろうか?
保育士は給料が低いと思われがちだが、職場を選べば高い給料を得ることも可能です。
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