給料というのは、年々変化しています。
もちろん、保育士の給料も毎年変化しています。
保育士離れを何とか阻止しようとした自治体の努力や、運営に窮して保育士の給料を下げたりする事、
そして公務員保育士の昇給で平均は動き続けています。
今回は、直近の2016年のお給料を算出し、その後2017年のお給料大予想を行います。
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2017年は上がる!
保育士達の中では、今年2017年は上がる年だと考えられています。
何故なら、去年から高まりつつある保育士離れを防ぐ為に、給与アップや労働環境の改善が進んでいるからです。
数年前までは、保育士の仕事は子どもを見るだけだという考えの元で、昇給などありえないと世間から冷ややかに見られて来ましたが、徐々に保育士の仕事の過酷さ、どれだけ大切な仕事なのかが世間に浸透して、現在の動きに繋がっています。
そして、政府からもとうとう2017年に新たな方針が打ち出されました。それが給与2%アップです。
保育士の給料が2%アップする事が政府に保障されたので、保育士にとってはかなり嬉しい事ですよね。
2016年の平均給与は?
では、そんな期待を込めて去年の給与平均を見てみましょう。
去年の保育士の給与平均は21.9万円、年収は323.3万円となっています。
これだけ見ても、多いのか少ないのか分かりにくいですが、全産業の平均は月収33.3万円、年収が489.2万円となっています。
保育士とはざっと160万円近くの差が出ています。
これを見れば、改めて保育士の給与の低さが分かると思います。
園ごとの昇給は?
保育園は家族経営の所が多く、重要ポストには親族が就いています。
そして、保育士はどうしても主任や副園長・園長には強く出られません。
ですから、給与やボーナスに不満があっても、なかなか自分で訴える事は出来ませんし、改善は見込めないのが現実です。
最近では、営利目的と言われている園も出てきました。
元から少ない保育料を限界まで削って営利を出そうとしているのです。
そのしわ寄せは勿論保育士に向かいます。
人件費を削られた事で、一人ひとりが見なければいけない人数を限界ぎりぎりにされてしまい、負担が大きくなります。
無認可保育所では配置人数は自分達で決めて良いので、認可保育所の配置人数よりも少ない人数で子どもを見なければいけなくなってしまいます。
給与が上がるかどうかは、その園にも大きく左右されます。ですから、園が営利目的を目指しているならば、昇給は絶望的とみて間違いないでしょう。
そういった園は早めにみきりを付けて、転職を行った方が無難です。
まとめ
保育士の平均給料は、他の企業と比べると低いです。
保育士はいつでも働けるという就業体系ですから、平均額を算出宇するとどうしても
低いと考えられます。
それにしても、給料を低く抑えられているという実態はあるようです。
それは、国からの援助が少ない、営利目的が強すぎる園のためと思われます。
2017年は、給料制度も大きく変わりそうな予感です。
政府が給料ベース2%アップの方針を打ち出していますし、徐々にではありますが、
保育士の大変さを理解してくれている人が増えてきました。
これにより、徐々に給料も増えていくのではと思います。
自分でも、できるだけ保育士のことを考えてくれている園に勤めることも大事なことです。
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