保育士は薄給だとよく言われています。
保育士自身もそれが原因で転職を選択する人も多いです。
しかし、実際のところの給料はいくらでしょうか?実際働いている保育士さんしかしらない給与を紹介します。
平均がどんなものなのか
周りがどれだけ貰っているのか。
保育園と施設を比べてみました。
給料としては、どこがおすすめなのか?
今回は保育士の平均的な給与を紹介していきます。
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保育園の場合
まずは保育園です。
一番オーソドックスな認可保育園の平均給与は約18万円と言われています。
しかし、無認可保育所になると同じ仕事なのに、約17万9,000円と18万を切ってしまいます。
更に、公立の保育園では毎年必ず昇給する事が決まっているので、3~4年で月収が20万円を超える所もあります。
公務員保育士が一番高給を取る事が出来ます。
そして、次に給与が高いのは認定こども園です。
認定こども園は幼稚園教諭免許も必要となるので、給与はあまり認可保育園と変わらなくても、賞与がかなり高い事で有名です。
働くならば、幼稚園教諭は必要となります。
認定こども園に勤めるか、年齢制限が来るまでに何度も公務員試験を受け続ける事が将来的にも良いでしょう。
施設の場合
次に施設ですが、施設保育士は保育園よりも少し給与が高いです。
平均額はばらつきがある事や、それぞれの施設の専門が違うので、全ての施設の平均は出ていません。
ですが、大体どこの施設も平均的に夜勤手当が4,200円~5,000円ずつ付きます。
一回がその値段なので、月に3~4回夜勤を行えば、保育園勤務の保育士よりも3万以上の差が出てきます。
賞与もしっかりしており、2.4ヶ月~2.9ヶ月分の賞与が毎年二回必ず振り込まれます。
施設職員は確かに給与は高いですが、難点として夜勤をずっと行っていかなければいけないのがネックとなって辞職する人が多いです。
また、肢体不自由児施設や重度心身障害児施設では、体力をかなり使うので、力仕事で腰を痛めて仕事を辞めてしまう事もあります。
目先の高い給与や賞与につられる事なく、いずれは日勤に移行できるか、日勤のみの施設に転職する為のスキルアップを積むか、夜勤の回数を減らしてもらえる事が出来るのかなどの交渉を行っておく事が大切です。
安定したい人には企業付きと院内保育がオススメ
病院内保育所は、病院が経営する、病院スタッフの為の保育施設です。
その為、福利厚生はかなり手厚く設定され、人材確保が行われています。
病院スタッフしか預けられないので、自然と少人数ですし、一人の仕事分担もそこまで重くはありません。
企業付き保育士も同様で、有名企業の設置している保育所は高給+福利厚生が手厚く人気です。
両方とも給与平均は認可保育園と同様ですが、賞与は2.7~2.9ヶ月と認可保育園よりも高いので、出来る事なら病院内保育所や企業付きの保育所で働く方がオススメです。
まとめ
保育園、施設の平均的給料を紹介しました。
月収として20万を超えるのは、中々ないようですね。
病院の院内の保育の仕事は福利厚生がしっかりしているので人気があるようです。
保育士の仕事と給料を考えて、
仕事量に比べて、給料が少ない!という人も多く、転職する人も多いです。
探せば、給料が高い職場も見つかると思いますので、ぜひ自分が欲しい給料を求人サイトで調べてみてください!