保育士になる際に、どうしても気になるのは年収ですよね。
働きたい業種が決まっている人はそれで納得できますが、給与や福利厚生で職場を決める人にとっては大問題です。
しかも、一番良いとされる公務員には大体どこの自治体も30歳という年齢制限を設けています。これに合格しなければ公務員になる事も出来ず、臨時職員に甘んじる結果となります。
今回は、そんな公務員試験を乗り切れなかった時の為にも、本当に公務員だけが保育士の中で給与がいいのか、実際に他の保育所はどうなのかを紹介していきます。
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保育士の年収は公務員が一番安定!
東京の保育士は給与が高いというけれど…
最近の保育士の転職サイトの中には、上京者向けの転職相談欄が出来たりしています。
保育の中心となる東京で、保育についてしっかりと学びたい人や、先進的な福利厚生・給与を受け取りたいという人も沢山います。
公務員の保育士になれば、福利厚生や給与面でも安定しています。
確かに東京には条件の良い求人は沢山ありますし、公務員には少し劣りますが福利厚生もそれなりに充実した所もあります。
しかし、実際の所物価や家賃が高い為に、折角稼いだお金もそういった所で消えてしまい、貯蓄額はそんなに増えないという声も上がっています。
公務員を諦めたにしても、お金を貯めるという確固たる信念がなければ東京の保育士は厳しいでしょう。
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児童指導員の道は…
児童指導員となると、夜勤がある為にお給料が跳ね上がります。
普通の保育士の初任給が16万~18万である所、夜勤も含めて20万超えの所もある程です。
また、資格を持っていると資格手当が付くので、資格を取れば更に昇給が可能となっています。
少人数での交替勤務の為に人間関係が煩雑ではない事などが挙げられますが、保育士資格などを持っていなくても児童指導員になれる為に考え方に差が出て来てしまう事は否めません。
また、系列園への転勤などもよくある事なので、児童指導員は児童指導員で厳しい道を進まなければいけません。
院内保育や企業付き保育所は?
保育所の中でも、少人数精鋭で人間関係にも悩まず、福利厚生にも恵まれているのが院内保育や企業付き保育所です。
職場と隣接している為に保護者との連携も密に取れますし、同じ施設で働く仲間意識がある為に保護者とのトラブルも起きにくく離職率も低いのです。
保育知識さえあれば普通の保育所への転職も可能ですし、見に付けた知識も無駄にはなりません。
少人数保育は子ども達を一人ひとりしっかり見れるので、保育士の中では理想・人気の保育でもあります。
公務員の道が閉ざされてしまった場合は、こういった条件の良い職場への転職などを考えると良い待遇で働く事が出来るでしょう。
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