保育園の責任者である園長さんの給料はどれくらいなのでしょうか?
保育士の仕事って結構大変・・・そんなイメージですが、給料と仕事は割に合っているのでしょうか?
今回は、園長さんの給料について紹介します。
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保育士園長の仕事内容とは?
保育士園長の担う仕事は非常に多岐にわたるといえるでしょう。
しかし、一番大切なことで、最優先すべき事なのが、保育園の経営管理であるといえるでしょう。
保育園は、経営状態が悪ければ閉園となってしまいますので、資金管理、補助金要請、こういったことに気を配る必要があるといえるでしょう。
保育園の施設管理などの仕事も大切です。
子供、そして保護者が安心して通うことが出来るように、保育園全体の施設管理を行います。
管理の不備があれば、大変な問題になり、怪我や事故の元になりますので、これらの修繕が必要です。
さらに衛生面の管理も大切です。給食に問題がないか検食をしたりすることも園長の仕事です。
その他の事務手続きや、事務の仕事も業務の一つで、行事のチラシ、そして連絡事項などの書類を作成、またはチェックをします。こちらの事務もミスがあってはいけません。
保育園の管理と言うことで、人員、そして保育士の管理も大切な仕事です。
シフトなども園長、そして保育士が相談をして決定をして、問題があれば、面談を行い、指導なども行い、保育士の教育を行うのも園長の仕事であるといえるでしょう。
保育士園長の給料や年収はどれくらい?
保育士園長の給料、そして年収は、私立、公立によっても異なってくるといえるでしょう。
まず、私立保育園の園長先生の場合には、大体平均で、約525万円程度の給料となります。
大体地方公務員の平均年収と同じレベルであるといえるでしょう。
認可外保育園の園長の場合には、もう少し年収が低くなる傾向にあります。
また、公立保育園の園長の年収は、大体平均で約700万円程度であるといえるでしょう。
公立保育園の職員の場合には、公務員となりますので、大体この程度の年収が水準であるといえるでしょう。
また、私立保育園でも、人気のある園の場合には、年収1000万円を超えると言うこともあるようです。
園長の年齢は?
全国的には、20代~30代の園長の方は、あまりいない傾向にあるといえるでしょう。
このため、大体40代~50代の年齢の園長が多いと言えるでしょう。
最低でも30代後半~の年齢の園長が多いと言えます。
これはなぜなら、あまりにも若すぎると保育の経験が不足しているため、経営や管理などが成り立たないという部分があるからです。
さらに保育園の場合、保護者との関わりも、仕事として大変重要となります。あまりにも若すぎる園長の場合には保護者からも不安視されてしまうことが多くなります。
経験が十分にあり、子育て経験もある年代である、40代~50代の園長が必然的に多くなるといえるでしょう。
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給料と仕事は見合ってる?
当たり前ですが、保育士園長のお仕事は責任が重大なお仕事であるといえるでしょう。
保育園において、なにかトラブルや事故などが起こった場合には、全てが園長の責任となりますので、常にプレッシャーがある状態であるといえるでしょう。
園長はしばしば重大な決断を行わなければならないことも多いので、その面では、ストレスが溜まりがちなお仕事です。
そういった意味では、給料と責任が見合っていない…と感じる方も居るようです。
しかし、園長のお仕事はやり甲斐があるお仕事です。
園長になると、少し現場から離れた仕事がどうしても多くなりますし、保育時間中も事務室などでのお仕事が必然的に多くなるといえるでしょう。
このことから、体力的にはラクだと感じる方も多く、こういった面では給料に見合っているのではないかという見方もあります。
また、同じ年代の現役の保育士の方と比較をすると、年収は高くなりますので、そういった面では園長は恵まれているといえるでしょう。
自分の理想とする保育を目指すことが出来ますので、やり甲斐があり、保育のキャリアを積んだ方にとっては給料も良く、最終的なキャリアの終着点であるといえるでしょう。
このことから給与にも納得している方も少なくありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。保育士園長の給料に関してですが、現場の保育士さんと比較すると、高い給与を得ることが出来るといえるでしょう。
一般的には地方公務員の平均年収と同じぐらいの水準であり、高めの給与であるといえます。
私立、市立によっても違いますし、認可外の保育所の場合には、これよりも給与は低くなる傾向があります。
人気の保育園の場合には、年収1000万円のところもあり、ばらつきがあるといえるでしょう。
保育園の園長はやり甲斐のあるお仕事ですが、保育園全体の管理や、人員の教育など、多岐にわたる仕事をこなす必要があります。保育に対する熱い思いがあり、保育経験が十分にある方が、保育士園長として、活躍をすることが出来るといえるでしょう。
保育士としてキャリアを積まれた方が、目指すべき終着点であるともいえます。
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