各地方で保育士の給料は違います!
そして東京都内の中でも区ごとで平均の給料は違うのです。
元々23区同士で保育士を取り合い、少しでも待機児童問題を減らそうと地方よりも進んだ考えを持って保育士の処遇改善を取り行っているのです。
今回はそんな東京23区の給与平均や、それぞれの待遇について紹介していきます。
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23区内の平均給与
23区内の保育士の平均年収は約800万円という噂が一時期は流れましたが、さすがにそこまで高くはありません。
東京以外の保育士の平均年収は約310万円なのに対し、東京都は約328万円なのです。
実は東京は保育所が多い故に給料のばらつきが大きく、このような結果となっているのです。
全国的に年収を比較した時、一番高いと言われているのは京都府で、金額は約385万円と言われています。
東京だけではなく、都市によっては物価に加えて独自で保育士不足を解消しようと努力をしているのです。
東京23区が保育士の激戦区である理由
保育士にも大人気な東京23区内の保育所。
何故そこまで人気があるのでしょうか?
それには理由がありました。
まず、東京が保育の中心になっている事です。保育の最先端な技術は全て東京から生まれて、地方へと伝えられていきます。
また、大学や専門学校と提携している園も多く、スキルを身に付けて他の保育士よりも抜き出た存在になる事を望まれます。
保育士の中には最先端な技術を学びたいという人が集まるので、条件の良い園からどんどん求人が売れて行ってしまうのです。
東京で取り敢えず働いてみたいという人も、保育士資格を持っていればブランク関係なしにすぐに就職先を見つける事が出来ます。
東京23区内では、独自の設定した基準を満たした園に援助を行ったり、保育士の処遇の改善が日々行われているので、保育士の働きを正当に判断してくれる場所でもあります。
どうすれば保育士が働きに出てくれるのか、どんな環境であれば保育士は働きやすいのかなどをリサーチし、実験的に好条件を提示して保育士を働かせています。
安い所がある理由
東京23区には沢山の保育園が密集しています。
前述したように、条件を満たした園では補助金などの制度が設けられていますが、数が多い為に全ての園へ補助が行われている訳ではありません。
そういった補助金の有無で保育士の働く給与が決まってしまい、園同士でも大きな差が生まれているのです。
元々は地方と東京23区内の保育所の格差が問題とされていましたが、現在は23区内同士での格差も問題になっています。
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最後に
東京の23区内は、全国的にみて、平均給与は高いです。
ただ、園の数も多く、給与が少ないところももちろんあります。
全ての園が高いとは限りません。
情報サイトに目を通して、比べてみましょう!
自分にあう、給料の園を探して楽しく働けるようにしたいですね!