保育士は激務で、残業も持ち帰りの仕事も多いです。
朝は保護者の仕事に合わせて開園するので、7時スタートで夜は19時まで延長保育を行っています。
しかし、それだけ一生懸命働いても何故保育士の給与は低いのでしょうか?
給料が低くて、転職する人も多いようです。
今回は保育士の給料が低い理由や、その改善策を紹介していきます。
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無認可保育所は特に低い
無認可保育所は特に給与は低く設定されています。
何故なら、その保育園の運営は誰も手伝ってくれないからです。
認可保育所は、各都道府県知事の出す条件を全て満たして、認可される事で各自治体から補助を受ける事が出来ます。
ですから、保護者の払う保育料+各自治体からの補助金分のお金が入ってきます。
運営は余裕とまではいきませんが、保育士の平均給与である約18万~の給与を保育士に支払う事は出来ています。
しかし、無認可は自治体からの補助金がありません。自分達で保育園の運営をするお金をかき集めなければいけないので、
保護者に貰う保育料も高いのです。
保護者から沢山貰っても、必要な経費をどんどん使うと、人件費にそこまでお金はかけられません。
ですがお金もないので、保育士の仕事量も増えるので、かなり大変だと思います。
無認可保育所はブランク明けでも就職しやすく、パートやアルバイトでも働きやすいいです。
自由な保育を謳っている所も多いので、自分が思い描く理想の保育を行う事も出来ます。
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それでは、給与が高くもらえるためには、どうすればいいでしょうか?
給料が低くならないための工夫とは?
元から高い給与の園に就職する
上記の事から分かるように、保育園でも認可保育所であれば給与は高いです。
高い給与が欲しい、働いた分しっかりとお金が欲しいという人は、最初から認可保育所に就職した方がいいでしょう。
また、保育所だけではなく、施設などは基本給は14万~15万と低めに設定されていますが、夜勤が入る事で夜勤手当を含み19万~20万を超える事があります。
夜勤明けは休み扱いとなる所がほとんどなので、結局休みも普通の保育園よりは多くなります。
働いた分還元される事で考えると、認可保育所と施設がいい勝負です。
給与交渉を行う
大切なのは自分でも上げる努力を行う事です。
自分で給与の事は交渉しづらいでしょうし、勤続年数を重ねても十分な給与が貰えるのかは働いてみないと分かりません。
そこで、転職や就職の際に、保育士専門転職・就職のサイトのスタッフに対して、給与交渉を行って欲しいとお願いすれば、額面よりも高い給与で就職できないか交渉してくれます。
たとえそれで断られたとしても、出した条件と同等、あるいは更に良い条件の園を紹介して貰えます。
非公開求人をどこのサイトも大体持っているので、焦る必要もありません。
自分で好条件の園へ就職する為の努力をしましょう。
おすすめの転職無料サイト
まとめ
今回は、保育士の給料について紹介しました。
激務の割には、保育士の給料は、低く設定されがちです。無認可保育所だと採用もされやすいものの給料は低い。
対処法としては、
- 直接交渉する。
- 最初から給料の低い園には就職しない。
- 転職サイトなどで相談し、転職を考えてみる。
のが、よいでしょう。
園によって、給料はまちまちなので、同じ仕事量でも変わってきます。
せっかく働くのですから、仕事に見合った給料は欲しいですよね。
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