保育士の平均年収は3,233,400円という統計が出ています。
しかし、実はこれも一律という訳ではなく、更に細かく男性と女性や年齢ごとに分けられています。
平均的な勤続年数は7.6年、平均年齢は35歳と言われています。
このように、年齢が若ければ若いほど年収は少ない、なかなか年収が上がらない、勤務の平均年齢が低いのがこの業界の特徴です。
今回は、保育士の年収について紹介したいと思います。
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保育士の年収は?
何故昇給しないの?
一般企業であれば大体遅くとも二年に一度は昇給する筈です。
公務員であればもっと早く、一年ごとに必ず昇給していきます。
では何故保育士は昇給していかないのでしょうか?
理由は資金源にあります。
私立の保育所は各自治体から補助金が出ます、しかしその額は僅かなもので、その補助金と保護者から受け取る保育料で日々の運営を賄わなければいけません。
勿論保育士の給与もそこから出るので、余裕はどこもある訳がありません。
クリーンな運営をする園では保育士の処遇改善にも力を入れており、平均である18万またはそれ以上の給与を与えてくれます。
しかし、営利が目的である場合は最初に保育士を雇う人件費が削られてしまうので、昇給が叶わないのです。
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年収を上げる方法は
年収を上げる方法は、以下のものが考えられます。
・転職を行う
・働き続ける
・上司と話し合いの場を設ける
転職のおすすめサイトはこちらの記事で紹介しています。
マイナビ保育士が利用される3つの強いとは?
保育士の実務や保育の現場で活きるスキルがあれば、今働いている所よりも年収が良い所へと転職する事も可能です。
ほとんどの保育士が昇給の為に転職を行いますし、上級職を目指す人は転職が必須の業界なので、転職はさほど珍しい事でもありませんし、難しい事でもありません。
また、同じ場所で働き続ければ昇給もありえますが、かなり時間がかかってしまいます。
なかなか自分で言いにくい話題ではありますが、保育士はほとんどの場合一年に一回園長又は主任保育士と来年度の保育について話し合う機会を設けられます。
来年はどんな形態で働き続けたいのか、何歳児クラスになりたいのかなどを聞いてくれるので、その際に相談という形で給与が昇給するかどうかを尋ね、昇給の為に何か出来る事はないかと尋ねてみるといいでしょう。
保育所によっては、保育に使える資格を取る事で資格手当を追加してくれる所もあるので、そういった資格手当などが取れないかを上司と話し合ってみてください。
一番理想的とも言えるのは、公立の保育所に臨時でも何でも取り敢えず働いた上で、試験を受けて合格し働き続ける事です。
しかし、ほとんどの自治体が30歳という年齢制限を設けているので、なかなか制限内に合格する事が難しいです。
公立の募集を見ながら、コツコツと職歴を積み重ねた上で、公立の年齢制限に引っ掛かってしまった場合のみ昇給してくれる園へと転職するのが一番良い方法です。
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