保育士になる為の大学は、
保育学科しかないと考えている人も多いですがそれは違います。
保育学科以外にも、
保育士の資格を取得できる学科は存在します。
今回はその保育学科以外で保育士資格を取得できる方法について紹介していきます。
保育学科以外とは?
大学によって学科の名前はバラバラです。
学部名としてよく使われるのは、
- 社会福祉学部
- 児童学部
- 教育福祉学部
などの児童系の名前を使った学部です。更に詳しく見ていくと、その学部から科に枝分かれをします。
「発達臨床心理学科」と名の付く所は多く保育士資格を取得できる制度を取り入れています。
子どもの福祉に力を入れる為に「児童福祉学科」など付ける所もあります。
結局は「保育士資格取得制度あり」など、必ず募集要項に添えられています。
保育士資格を取得できると書かれている学科であれば、どこに行っても問題はありません。
保育士の資格を取得する為に、授業や実習も執り行ってくれるので安心です。
学科によって内容が異なる
ですが、問題はその学科で学ぶ内容になります。
例えば、児童福祉に力を入れている学科であれば、子どもの発達よりも福祉の方に力を入れている事が名前から伺えます。
逆に、発達臨床心理学科は心理について学ぶ学科であり、福祉よりも発達の方に力を入れている事が伺えます。
決め手となるのは、自分が児童養護施設などの施設保育士として働きたいのか、それとも発達を学んで保育園勤務の保育士になりたいのかと将来によって変わってきます。
まだ将来が決められず、漠然と保育学士になりたい場合は、学費やその学部の特色で選んでも構いません。
学部によっては学べる内容もさまざま
保育士は幅広い分野で活躍します。
- 障害児教育
- 非行に走った子ども達の更生の手助け・指導
- DV等の被害から身を守るシェルターの職員
など、職場によって乳児だけではなく、母親や高校生近い子ども達を相手にする必要も出てきます。
ここで活躍するのが、在学する学部で学ぶ内容です。
例えば、心理学科に入っていればカウンセリングのノウハウや、心理系の資格を取得できます。
児童福祉であれば、虐待やネグレクトなどの理由で保護された子ども達への接し方。
どんな流れで子ども達がどんな所へと行くのか、
その為には子ども達にどんな自活の術を身に付けさせるべきなのかを知る事が出来ます。他にも、介護の資格を取得できる所もあります。
保育士!と一つの目標に向けて突っ走るのも良いですが、将来別の仕事を選択肢に入れた際に役立ちそうな資格を得ておくのも賢い手段だと思います。
心理系であれば、保育園で育児に悩む保護者のカウンセリングにも役立ちます。
児童福祉の勉強をしておけば児童相談所に勤めるようになった際にはその勉強が活かされます。
幅広い視野を持って、様々な分野の学びを深めておいてください。
まとめ
保育士の資格をとることができる、保育・児童関係の学部。
資格は取れても、大学の学部や学科によって学べる内容は異なってきます。
将来自分がどの分野で働きたいかで選ぶ道は異なってくるでしょう。
大学も力を入れているところは違いますから、何が違うのか見定めておく必要があります。
「保育士資格取得制度あり」が募集要項に書いてあることも確認しておきましょう!
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