大学の養成学校に入れたら、保育士になれるって安心していませんか?
養成学校に入れたからと言って安心していてはいけません!
もちろん、保育士にはなれます。
しかし、養成学校に入ってから何をするかで、保育士での仕事の充実度が違います。
特に、四年制大学の人は、実技面ではどうしても即戦力に特化している短大と専門学校には敵いません。
更に現場に出るのが二年遅いので、その差は決定的なものになってしまいます。
今回はそんな差を埋める為にも、大学生の時にしておいた方がいい事、理由を紹介していきます。
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ボランティア・アルバイトをした方がいい理由
大学には様々なボランティア・アルバイトのお誘いが来ます。
- 普通の保育園の行事補助スタッフ
- 障害を持つ子ども達の保護者の集まりの間だけ子どもを預かる託児スタッフ
- 実際に障害児施設で児童指導員として働くスタッフ
- 保育園のアルバイト
など、保育士としての仕事はたくさんあります。
現場に立つ前に、保育士がどんなものかを体感する為にもぜひともボランティア・アルバイトスタッフとして活動してください。
就職活動が始まった際も、その経験は園側からは高く評価してもらえます。
また、もしも保育園や施設のアルバイトをしないにしても、接客業のアルバイトはしていた方が現場に立つ時役に立ちます。
保育士は自分に合わない保護者や子どもを前にしても、笑顔を作って明るく接する事が求められます。
また、保護者からのクレームにも対応しなければいけないので、対人スキルを上げる為にも接客業を選択するようにしてください。
人前に立つ練習をしておいた方がいい理由
大学ではサークルや学校の運営スタッフに携わる事で、司会や運営を任される事があります。
大勢の人の前で話す機会は体験していると現場で役に立ちます。
保育士は子どもの前だけで喋るイメージですが、それは違います。
保育参観では30人の子ども達の保護者の前で話をし、参観を進行しなければいけません。
生活発表会では全クラスの保護者の前で演技の説明をしなければなりません。
運動会でクラス全員の名前を間違う事無く保護者の前で言い切らなければいけません。
保護者の前でも緊張せずに、自然体で保育士が喋る事で子ども達の緊張も解けます。
人前で喋る事に慣れておく事も大切です。
対応力を身につけておいた方がいい理由
保育園には近年、発達障害を持つ子どもが増えています。
また、施設でも子ども達が障害を重複して持っている場合もあるので、様々な障害への理解が必要になります。
児童養護施設にも発達障害の子どもは増えており、対応が出来る保育士が求められています。
勿論障害+子どもの性格を加味した接し方が求められます。
対応を知っておくと現場でも子どもと信頼関係を作りやすくなります。
まとめ
養成学校に入って安心してはいけません。
保育士になってから必要なスキルがあるわけです。そこで3つの理由を紹介しました。
短大や専門学校に比べ実技の面で劣ります。
養成学校にいるときに、勉強だけでなく様々な分野に接し経験しましょう!
それが、保育士になってからのためになります!
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