私は幼稚園教諭と保育士として働いた経験があります。幼稚園1ヶ所と保育所2ヶ所で働きました。
そこでの自分の経験や周りの先生の茶髪事情について詳しく書きたいと思います。
スポンサーリンク
保育士の茶髪はOK?
幼稚園の先生も保育士も入社前の説明や手引きには茶色でもOKとのことでした。でも、3ヶ所で茶髪の自由度はかなり違ったのが現状です。
どこまでヘアスタイルの自由が許されている?
最初に働いた幼稚園では、多少の茶髪であればOKということでした。多少がどの程度をさしているのか私には分からず、就職してみて周りの先生の様子次第で考えようと思い、入社当初は黒でした。入ってみて先輩先生に話しを聞くと、1年目の先生はみんな黒で2年目から少しずつ染めだすとのことでした。
入る前に染めずにいて正解でした。かといって茶色ってほどでもなく2年目以上の先生も言われてみたら染めているかな程度でした。2つ目に就職した保育園では公立の保育園でした。就職の手引きには茶髪OKと書かれていました。前の幼稚園が厳しかったので茶髪OKと書いてあっても染めているのか染めていないのか分からないぐらいだろうなと思っていました。
染めているのかわからないぐらいであればお金ももったいないし、髪も痛むだけだからやめておこうと思いました。入社してみると、茶髪というより金髪の先生がちらほら。え!金髪でも保護者対応大丈夫なの?と驚きましたが、その保育園では普通のようでした。またハロウィンの時期には、保育園で仮装をするイベントもあり、その1ヶ月だけキャラクターになりきり赤髪や緑の髪の毛の先生もいました。
公立の保育園なのになんでもありなところにすごく驚きました。
スポンサーリンク
私立の保育園
2つ目に就職したのは、私立の保育園です。1つ目の保育園で金髪の先生がいたので、保育園の先生は髪色に問題はないのかなと思っていましたが、2つ目の保育園ではしっかりとしたルールがありました。茶色に染める際の基準の8までという決まりでした。(美容院での茶色のものさしの8です)8までであれば、染めて髪に馴染んだ頃にあまり明るすぎずにいけるという理由で決められていました。保育士は幼稚園の先生と比べ、子供を預かっている時間が倍ぐらい違います。その為、外遊びの時間や外での活動もかなり多くなっています。外にいることで紫外線がたくさん当たり、思っていた以上に明るい茶髪になります。赤や黄色系統の茶色に染めると、染めた2ヶ月後ごろには金髪に近い茶色になります。また、プールの塩素にも非常に弱いため、そこでも茶色が落ちてしまいます。
保育士で働いている頃は、1つのクラスに担任が3、4人います。なのでクラスの仕事は分担されます。持ち帰りの仕事はほとんどなく家に帰ってからの自分の時間がたくさんありました。就業時間もしっかりしており早番、中番、遅番と分かれていたため、早番の日は4時に、中番の日は5時に、遅番の日は最後の子が帰ったら終わっていました。早番の日か中番の日であれば事前に予約して美容院に行くことが出来ました。ですが、幼稚園の場合だと担任は1人で暮らすのことは1人でこなさなければなりません。次の日の保育の準備をしたり、全員分の連絡帳を見たり、毎週のクラス便りも作っていました。その為家に帰ってから仕事ばかりで美容院に行く暇もありません。
今週は美容院に行くんだと前もって仕事を行い時間を作ったとしても毎日5時から会議画ありその会議が何時に終わるかは園長先生次第でした。早ければ1時間程度でしたが遅い日には21時すぎまで残っていたことも何度かあります。園長先生がそろそろ切り上げましょうかと言うまでその日が何時に終わるのか分からないため事前に美容院を予約することが出来ません。
事情を美容院の方に話して何度か21時すぎまで待っていただいたこともありますがカットしてそれから染めてそのあとにシャンプーとなると2時間程度はどう頑張ってもかかってしまいます。なので幼稚園で働いている頃は茶髪がOKの幼稚園であっても美容院に行く時間がなかなか作れない環境なんだと気づきました。なので、再就職する際は持ち帰りの仕事がないことや、定時にしっかり上がれるところを条件に探しました。
まとめ
公立だから厳しいと思っていましたが実際はそうではありませんでした。その理由は保育園はお母さんの代わりをするところなのでお母さんは髪色に規定はない。いろんな髪色の先生がいることで子供もいろいろな大人と関われることができると主任から聞きました。また、幼稚園は文部科学省で学校の1つであるから厳しいのではないかと思います。
就職先が、茶髪でも良いかどうかが気になるのであれば就職する前に実習に行き、実際に働いている先生の髪色を見たり、聞いてみてどの程度OKなのかを自分で調査するべきだと思います。
スポンサーリンク