30代の女性が保育補助の仕事を体験
保育補助の仕事をするまで3年間主婦をしていました。
子どもが小学校に行き始め子育てが一段落したので、働こうと思い、それまで興味のあった保育補助という仕事の求人に応募してみることにしました。
その求人はハローワークからの紹介で見つけたもので、私は保育士の資格等は持っていませんでしたが、子どもが好きで子どもに関わる仕事を希望したため、その仕事を勧められました。
保育補助の仕事は保育士の資格無しでも、保育園で働くことが出来るというもので、その名の通り保育園で保育の補助をする仕事です。
保育補助の仕事
私の勤めていた保育園では、園児が登園する前に部屋の準備をしたり、給食やおやつの用意、園児が返った後の片付けや掃除が、保育補助員としての主な仕事でした。
また、劇や歌の練習、図画工作の時間に子ども達の使う衣装や道具をつくることも、保育補助員に任されていました。
子ども達の登園を迎えたり、帰るのを見送ったりする場面では、子ども達と触れ合う機会がありましたが、保育士に比べると子ども達と触れ合う時間数は半分程しか無かったように思います。
子ども好きな私としてはそこは少し残念でした。しかし、短い時間の触れ合いだったにも関わらず、卒園していった子ども達が小学生になってから保育園に顔を出してくれ、保育補助員の私のことを覚えていてくれたこともあり、やりがいを感じました。
また、保育園は常に多忙で、保育士の勤務時間も長く激務だったのを見ていると、ここに保育補助員がいなければもっと大変だろうという予想はつき、保育士不足に悩む保育園の役に立てているという実感がありました。
ただ、保育補助は非正規雇用で、私の場合も2年間の契約社員として雇われていたため、その仕事は2年で終えました。
働く時間数は保育士とあまり変わりませんでしたが、給与は保育士より月額2万円程安く、子どもと触れ合う時間数が保育士より短いといっても、体力をそこそこ使う仕事だったので、それは辛かったです。