保育士といえども転職はよくある話です。
どこの現場も人出不足ですから、簡単に入れる。というわけではないです。
やはり、転職する場合は、志望動機は重点的に聞かれるでしょう。
保育士は人間関係も複雑、給与も安い、労働環境が良くない、休みが少ないと不満を言い出せばきりがありません。
そんな生活と離れる為に転職を試みたいものの、馬鹿正直に志望動機を書くわけにもいきません。
そこで今回は、保育士の転職の際の志望動機の書き方を紹介していきます。
先に言いますが、職の志望動機はポジティブにいくことです!
保育士の転職は「ポジティブに!」です。
志望動機変換
志望動機は、ネガティブな表現より、ポジティブな表現がいいでしょう。
同じ事実でも、ポジティブに話すのです。
自分が転職に至った原因を前向きに言い換える事をしてみましょう。
例えば、
ネガティブな表現
保育士の子どもに対する態度が酷く、劣悪な保育の質に耐えられなかった。
→
ポジティブな表現
私は保育の現場に立ち、学びを深める中で〇教育に出会いました。その教育を実践される保育園に転職し、自分も〇教育を実践して子ども達の〇の発達を援助したいと考えて転職を志望させて頂きました。
これだと、前の園を攻撃する事なく、就職を希望する園を褒める事も出来ます。
お金の話は避けて!
保育園側はお金目当てで来る保育士には警戒する傾向にあります。(※後から金銭トラブルで口うるさくされるのを嫌う為)
ですから、お金の話は避けましょう!
給与が安すぎて話にならない。
→お金の話はNGなので触れずに、自分の特技を活かしたいなどの理由に差し替える→私は壁面制作に力を入れており、前の園でも壁面制作を常に担当し、壁面を通して子ども達に四季を伝えて彩などを意識するきっかけになって欲しいと製作しておりました。この園では壁面製作に力を入れ、卒業制作などで大きな壁面を制作しているのを園のHPで拝見いたしました。私も自分の特技を活かし、あの素晴らしい壁面制作に携わりたいと志望させて頂きました。
が最も当たり障りなく、金銭的な事を隠しながら志望動機に出来ます。
人間関係も伏せて
人間関係が悪かったと言うと、「何故あなたはその人間関係を改善しようとしなかったの?」と突っ込まれます。
人間関係が悪かったらすぐに辞めてしまうのだと判断されるので、合格する確率も低くなります。
そこで、
人間関係が悪かったから転職したかった
→この園では、挨拶や礼儀を保育方針に織り込み、実際子ども達や保育士も挨拶を通して非常に良い信頼関係を築けているのを行事やHPで拝見しました。私もそんな素晴らしい信頼関係を築ける保育士になりたい、そんな園の保育士に囲まれた環境で勉強がしたいと思いこの園を志望させて頂きました。
のような志望動機に言い換えると、好感度も上がりますし、印象もぐっと良くなります。
学ぼうとする姿勢も園側からは高く評価されるので、あくまで「この園に入る為に勉強して来たので即戦力になれます!」のような上から目線ではなく、「勉強はしておりますが、実際に現場で経験し、周りの保育士の方の指導方法を見て学んでいきたいです。」と、吸収し学ぶ姿勢を見せる事が大切です。
保育園では、いくら劣悪だった環境でも、前の園を悪く言う人は信用されません。
何故なら、自分の園もそういったマイナスな事を見つけて、周りに言い触らされるかもしれないと想定するからです。
ですから、あくまで前の園を批判的・攻撃的に言葉にするのは避けてください。
まとめ
今回は、保育士が転職するときの志望動機について紹介しました。
基本的には、ポジティブに表現していくことが大事です。
仕事は、嫌なこともたくさんあります。それに対して、どうとらえて考えているかが大事です。
いかに前向きに仕事に向き合っていけるかです。
前の職場の悪口なんてもってのほかです。
事実だとしても、表現をかえて志望動機を好感がもてるような答えを出していきましょう!