保育士養成学校を選ぶ時にチェックする項目としては
費用や卒業までにかかる時間です。
それ以上に、それぞれの学校でどんな事を学べるのかも気になりますよね。
どんなことを学べるかによって、今後の保育士で行う仕事でどんな影響があるか知りたいところです。
今回は四年制大学・短大・専門学校ではそれぞれどんな事が学べるのかを紹介していきます。
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四年制大学の場合
四年制大学の場合は、時間が沢山あるので様々な保育方法や考え方を学びます。
例えば、
- 障害児教育でも実際に手話を使えるようになる。
- 知的障害児の障害に合わせた対応の仕方
- 点字に触れてみる・実際に打ってみる
- 虐待やネグレクトが何故起きるのかを学ぶ
- 教育方針では食事で子ども達の健やかな発達を支援する食育への理解
など、子ども達をサポートする為の知識を幅広く学びます。
そして、その中で興味のある分野を自分で選択し、ボランティアなどを通して実践し理解を深めていきます。
また、四年制大学を卒業すると、主任や上級職に就きやすいです。
子どもの発達段階を理解する知識、設定保育の手数が求められます。
他にも、エプロンシアターなどの製作を沢山作っておく事も、時間がある四年大学の良い点です。
現場に出る前に壁面なども作っておけるので、就職してからも楽が出来ます。
短期大学と専門学校は?
短期大学と専門学校は、四年制大学と違ってとにかく現場の実践で使える知識や実技を身に付ける事に重点を置きます。
例えば、
- オムツの変え方
- 絵本の読み方
- 設定保育の展開と実際に設定保育を生徒同士で行ってみる
- 実技体育では保育園で行う体育(※マット運動、跳び箱、縄跳び、鉄棒、短距離走など)を短期間で身に付けて指導できるようにならなければいけません。
これだけではなく、ピアノも四年制大学の人の半分の時間で弾き語りが出来るレベルまで押し上げなければいけないです。
かなり忙しいです。
しかも、就職先を考える為に積極的にボランティアなどに参加していては、ほとんど学びを深める時間は取れません。
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結局違いは?
違いとして大きいのは、やはり実技力です。
専門学校や短期大学はすぐに現場に立てる力を付ける事を目標に、現場で役に立つ事を目指し勉強を行います。
大学は学びを一つ一つ深め、そして様々な保育方針を学ぶ事が求められます。
勉強をする事が好きな人や、上級職を求める人は四年制大学に行った方が夢は叶いやすくなります。
短大・専門学校で手早く資格を取って現場に立つ即戦力を手に入れたい人
あまり学費をかけたくない人は短期大学・専門学校を選ぶ方がいいと思います。
また、奨学金制度などは専門学校の方が充実している場合が多く、
お金に困っているならば専門学校の方が負担費用が少なく保育士資格を取得できます。
まとめ
4年制大学と短大・専門学校との違いは「実技力」
時間がある4年制は、一つ一つに時間をかけて勉強することが可能です。
深いところまで理解できるので保育するうえで必要以上の知識が学べるでしょう!
ピアノなどのスキルの技術習得にも余裕があります。将来上級職につくことも可能になるでしょう。
その代わり、費用の負担は大きいです。
短大・専門学校は費用の面では4年制大学よりは安く上がります。
実践で使えるものを学べます。ただ、時間がないのに、学ばなければいけないことが山ほど。
就職先を考えながらなので、忙しいです。
どちらも、保育士になれますが、自分の金銭面や何を保育士でやっていきたいか、
などを考えて進路を考えていきましょう!
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